S&P500とは
S&P500(エス・アンド・ピー・ごひゃく)は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出する、米国の代表的な上場企業およそ500社で構成される株価指数です。米国株式市場の時価総額の大部分をカバーしているため、米国株式市場全体の動きを最もよく表す指数として、世界中の投資家やファンドの運用の基準に使われています。
日本では、新NISAなどでS&P500に連動する投資信託を積み立てる人が多く、なじみのある指数になりました。
基本データ
| 算出元 | S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス |
|---|---|
| 構成銘柄 | 米国の大型株 約500社(定期的に入れ替え) |
| 計算方法 | 時価総額加重平均(浮動株調整後) |
| 米国市場の取引時間(日本時間) | 夏時間 22:30〜翌5:00/冬時間 23:30〜翌6:00 |
| 先物・CFD | 平日はほぼ24時間取引。土日はサンデーS&P500で確認 |
NYダウ・ナスダック100との違い
| 指数 | 銘柄数 | 計算方法 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| S&P500 | 約500 | 時価総額加重 | 米国株全体に近い動き |
| NYダウ | 30 | 株価平均型 | 株価の高い銘柄の影響が大きい |
| ナスダック100 | 100 | 時価総額加重(修正) | ハイテク中心で値動きが大きい |
ニュースでは歴史の長いNYダウがよく取り上げられますが、銘柄数が30と少ないため、米国市場全体の動きを見るにはS&P500の方が適しているとされます。
S&P500を動かす主な要因
- 米国の金利:金利が上がると株式の魅力が相対的に下がり、特にハイテク株が売られやすくなります。米国債10年利回りとあわせて見るのが基本です。
- 経済指標:雇用統計(毎月第1金曜が中心)や消費者物価指数(CPI)の結果で大きく動くことがあります。
- 企業決算:時価総額の大きい一部の巨大企業の決算が、指数全体を左右します。
- FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策:年8回のFOMCでの利上げ・利下げの判断や、議長の発言が注目されます。
S&P500の投資信託との関係
S&P500に連動する投資信託の基準価額は、米国市場の終値と為替レート(ドル円)の両方で決まります。そのため、S&P500が上がっていても円高が進めば、円で見た基準価額は伸びにくくなります。このページのチャートはドル建ての指数の動きなので、円での損益を考えるときはドル円もあわせて確認しましょう。