NYダウとは
NYダウは、米国を代表する30社の株価をもとに算出される「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均」のことです。1896年から続く最も歴史のある米国の株価指数で、ダウ平均、ダウ平均株価とも呼ばれます。構成銘柄にはアップルやマイクロソフト、エヌビディアなど各業界を代表する企業が選ばれており、時代に合わせて入れ替えが行われています。
名前に「工業株」とありますが、現在はIT・金融・ヘルスケア・小売など幅広い業種の企業で構成されています。
NYダウの取引時間(日本時間)
| 夏時間(3月〜11月) | 冬時間(11月〜3月) | |
|---|---|---|
| ニューヨーク証券取引所 通常取引 | 22:30〜翌5:00 | 23:30〜翌6:00 |
| ダウ先物(CME) | 月曜朝〜土曜朝までほぼ24時間(毎日1時間の休止あり) | |
| 土日 | 休み(週末の動きはサンデーダウで確認) | |
2026年は11月1日から冬時間で、取引開始は日本時間23:30です。プレマーケットや休場日はニューヨーク市場の取引時間のページで確認できます。
今日のNYダウを読む3つのポイント
- 変化率(%)で見る:NYダウは「○○ドル高」とドルの値幅で報じられることが多いですが、指数の水準が上がるほど同じ値幅の重みは小さくなります。前日比の%で見ると、過去の値動きやほかの指数と比べやすくなります。
- S&P500・ナスダックと比べる:NYダウだけが弱い、ナスダックだけが強いなど、指数ごとの差を見ると、どの業種が売買されているかがわかります。3つを並べて見るならアメリカ株価の一覧が便利です。
- 株価の高い銘柄に注意する:NYダウは株価を平均する「株価平均型」のため、株価の高い一部の銘柄が大きく動くだけで、指数全体が大きく動くことがあります。
NYダウとS&P500・ナスダックの違い
| NYダウ | S&P500 | ナスダック100 | |
|---|---|---|---|
| 銘柄数 | 30 | 約500 | 約100 |
| 計算方法 | 株価平均型 | 時価総額加重型 | 時価総額加重型 |
| 特徴 | 代表的な大企業。歴史が長い | 米国株全体に近い | ハイテク株が中心 |
米国株全体の動きを知りたいときはS&P500、ハイテク株の動きを知りたいときはナスダック100もあわせて確認しましょう。
NYダウが大きく動くとき
- 雇用統計(原則毎月第1金曜、日本時間21:30/冬時間22:30)や消費者物価指数(CPI)の発表
- FOMC(米国の金融政策を決める会合)の結果発表と議長の記者会見
- 構成銘柄の決算発表。特に株価の高い銘柄の決算は指数への影響が大きい
- 地政学リスクなどで投資家の不安が高まったとき(VIX(恐怖指数)の急上昇)
NYダウと日本株の関係
日本の株式市場は、前の晩の米国株の流れを強く受けます。NYダウが大きく上がった翌朝は日経平均も高く始まりやすく、大きく下がった翌朝は安く始まりやすくなります。日本時間の夜のうちに日経平均がどの水準になっているかは、日経平均先物の夜間取引で確認できます。