日経平均先物とは
日経平均先物は、日経平均株価を対象にした先物取引です。大阪取引所に上場しており、「日経225先物」とも呼ばれます。3・6・9・12月の第2金曜日(SQ日)に、その日の日経平均をもとにした値で清算される仕組みで、取引は期限の近い「期近(きぢか)」に集中します。
先物は東証の取引時間外にも取引されているため、東証が閉まった後に出たニュースや、夜の米国市場の動きを受けて、日経平均がどのくらいの水準になっているかを確認する指標として使われています。
日経平均先物の取引時間(日本時間)
| 市場・セッション | 取引時間 |
|---|---|
| 大阪取引所 日中取引 | 8:45〜15:45 |
| 大阪取引所 夜間取引(ナイト・セッション) | 17:00〜翌6:00 |
| 東京証券取引所(日経平均の計算時間) | 9:00〜11:30、12:30〜15:30 |
| CME日経平均先物 | 月曜朝〜土曜朝までほぼ24時間(毎日1時間の休止あり) |
| 土日 | 休み(週末の動きはサンデー日経で確認) |
日中取引と夜間取引のあいだ(15:45〜17:00)は取引がありません。夜間取引は、ちょうどニューヨーク市場の取引時間と重なるため、米国株の動きを受けて大きく動くことがあります。
「日経平均の時間外」の見方
ニュースやアプリで「日経平均の時間外」「夜間の日経」と言われるものは、ほとんどの場合日経225先物の夜間取引の値のことです。見るときは次の順番がおすすめです。
- その日の日経平均の終値と比べる:夜間の先物が終値より何円高い(安い)かで、翌朝の方向がわかります。
- 米国株を確認する:夜間の先物はNYダウやナスダックにつられて動きます。特に半導体株の影響が大きくなります。
- ドル円を確認する:ドル円が円安なら日本株に追い風、円高なら逆風になりやすい傾向があります。
- 朝6:00の夜間取引の終わり値を見る:翌朝9:00の東証の寄り付きは、この値に近い水準で始まりやすくなります。
日経225先物・ミニ・マイクロ・CMEの違い
| 種類 | 取引の単位 | 特徴 |
|---|---|---|
| 日経225先物(ラージ) | 日経平均 × 1,000 | 大阪取引所の主力。機関投資家の取引が中心 |
| 日経225mini | 日経平均 × 100 | ラージの10分の1。個人投資家にも多く使われる |
| 日経225マイクロ先物 | 日経平均 × 10 | ミニのさらに10分の1 |
| CME日経平均先物 | ドル建て・円建て | 米国の取引所に上場。日本の夜間〜早朝もほぼ切れ目なく動く |
どれも日経平均に連動しているため、値動きの方向はほぼ同じです。「日経平均の時間外がどうなっているか」を知りたいだけなら、どれを見ても大きな違いはありません。
先物と日経平均の値がずれる理由
- 取引時間が違う:東証が閉まった後の値動きは、翌朝まで日経平均に反映されません。
- 配当や金利の影響:先物は清算日までの配当や金利の分だけ、日経平均と少し差がつきます。
- CFDとの差:このページのチャートのようなCFDは、提供会社ごとに値が少しずつ異なります。