天然ガス価格とは
ニュースなどで「天然ガス価格」として取り上げられることが多いのは、米国ルイジアナ州の集積地の名前をとったヘンリーハブの天然ガス先物価格です。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で取引されており、100万BTU(英国熱量単位)あたりの米ドルで表されます。
基本データ
| 主な市場 | NYMEX(ヘンリーハブ天然ガス先物) |
|---|---|
| 単位 | 米ドル/100万BTU(MMBtu) |
| 取引時間 | 平日はほぼ24時間。土日は休み |
| 注目される発表 | 米エネルギー情報局(EIA)の天然ガス在庫統計(毎週木曜、日本時間の木曜深夜〜金曜未明) |
天然ガス価格の特徴
- 季節性がある:米国では冬の暖房と夏の冷房(発電)で需要が増えるため、寒波や猛暑の予報で価格が大きく動きます。
- 値動きが非常に大きい:天候の予報ひとつで1日に5%以上動くことも珍しくありません。
- 在庫の水準:毎週の在庫統計で、例年に比べて在庫が多いか少ないかが注目されます。
日本のLNG価格との違い
日本は天然ガスを液化天然ガス(LNG)として船で輸入しています。日本向けのLNGの価格は、原油価格に連動する長期契約や、アジアのスポット価格で決まるものが多く、米国のヘンリーハブ価格とは別の値で動きます。米国の天然ガス価格が下がっても、日本の電気代やガス代がすぐに下がるとは限りません。原油価格の動きはWTI原油のページで確認できます。