金(ゴールド)とは
金は、世界共通の価値を持つ代表的な実物資産です。発行体が存在する株式や通貨と違い、それ自体に価値が認められているため、世界情勢が不安定なときの「逃避先」として買われます。これが「有事の金」と呼ばれる理由です。また、通貨の価値が目減りするインフレ局面でも、資産価値を守る手段として注目されます。
金価格を動かす要因
金は利息を生まない資産のため、米国の金利(特に実質金利)と逆方向に動きやすい傾向があります。金利が下がると金の相対的な魅力が増して買われ、金利が上がると売られやすくなります。また、ドル建てで取引されるためドル安は金高、ドル高は金安に働きやすく、戦争や金融不安などの地政学リスクでも急騰することがあります。
国内の金価格(円・1gあたり)との違い
ニュースで見る金価格の多くは、1トロイオンス(約31.1g)あたりの米ドル価格です。日本の地金商などが公表する1gあたりの円価格は、この国際価格をドル円で換算した値をもとに、手数料や消費税を加えて決められています。そのため、ページ上部の円換算の目安と、店頭の販売価格・買取価格には差があります。
円建ての金価格は、ドル建ての金価格が同じでも円安になれば上がり、円高になれば下がります。国内で金を売買するときは、金そのものの値動きと為替の両方を見ることが大切です。
土日・週末の金の動き
金の先物・スポット市場は土曜の朝(日本時間)に週の取引を終え、月曜の朝に再開します。その間も、CFDや暗号資産取引所の無期限先物など一部の商品では取引が続いています。週末の値動きはサンデーゴールドのページで確認できます。銀の価格は銀(シルバー)価格のページへ。